ヤマメの採卵作業

今日も孤独に夜中の作業。静かな中に水音だけが響いています。
現在、夜中の3時前。昨日がスーパームーンだったので月が明るいです。
ヤマメの採卵作業

例年より気温が高く、それに伴い水温が高いのでヤマメ親魚の成熟が遅れていますが、順調に採卵作業は進んでいます。
ヤマメの発眼卵

ただ、人工授精後の授精卵の生育スピードが早いために、人間の方が作業に追われるという状況に陥っております。(苦笑)

 

検卵作業は、手づくりの先丸ピンセットで一個づつ死卵を拾うという地味に疲れる作業。ヤマメの生命の時間に合わせる作業なので、作業が追いつかないような日は徹夜することもあります。見てわかるようにかなり目と肩に疲労が蓄積する作業で熟練が必要なのです。
ヤマメの採卵作業

明日は、いや今日は、地元の長田小の「生命の授業」。「ヤマメの採卵・人工授精」から「自分の命」のことを学んでもらいます。
今年で22年目。どんなに忙しくても、社会貢献活動は使命感を持って行います。

因みに、わたくし環境省登録の環境カウンセラーで、平成24年に環境大臣表彰を受賞しています。