深夜の検卵
連日の夜間作業。現在、日付も変わり夜中の1時前
今日も、ヤマメの生命(いのち)の時間に合わせて、発眼卵の「検卵作業」が続いています。
2年の歳月をかけて育て上げたヤマメ親魚から、採卵をして人工授精という神様のような仕事。そこから15日ほどで発眼し検卵作業を行います。
採卵した時は黄色の黄金イクラですが、発眼する頃になると分化が進み、卵が少しずつ血液の色でだいだい色に変化していきます。
例年なら検卵も終盤の時期ですが、今年は11月に温かい日が続いたため、これから12月下旬に検卵のピークを迎えます。
しゃくなげの森の「ヤマメ発眼卵」は、北は北海道など全国の養魚場や、水産試験場などの研究機関、漁業組合、大学高校小学校、個人などに行きます。







