国土交通省の現地視察

国土交通省、本省の水管理国土保全局河川環境課の現地視察がありました。

10月3日に5者連携協定締結式予定(NPO法人大淀川流域ネットワーク・国土交通省・宮崎市・宮崎大学・セブンイレブン記念財団)

今後10年5者で連携を図り、天満橋下の宮崎湿地の希少種11種の保全をはかる取り組み。

このエリアでは年次的に河道掘削があり、そこに植生しているタコノアシやミゾコウジュなどの絶滅危惧種を移植して工事完了後に戻す取り組みを進めて行きます。

文字で表すとこのようなことですが、実際は厳しい条件で生きながらえている種を、植栽場所を作りそこに移植。

そして数年間管理をして、生育条件を合わせて元の場所付近に戻すという植物にとってとてもシビアな大規模な活動なのです。

ただ宮崎市の市街地河川でこのようなエリアがあること自体が奇跡的であり、希少種育成に理解を示していただいた国土交通省と宮崎市、そしてこれを学術研究にまで考える宮崎大学、そして全国初の川の森プロジェクトとして選定していただき支援決定をいただいたセブンイレブン記念財団。

このような時流に合った好条件がつながり未来につながる活動がいよいよ始まろうとしています。