導水管の土砂除去

お盆に記録的豪雨をもたらした台風6号(カーヌン)の被害で、ヤマメ養殖場の水を取り入れる導入管が土砂で詰まってしまいました。水量が不足して、ヤマメ釣りの難易度が上がったことは皆様もご存知のとおり。

イベントの片付けが終わりようやく導水管の掃除に手を付けましたが、かなりの肉体労働です。

まずは取水口周辺の土砂を機械で可能な限り掻き出します。

作業は、水中ポンプを使って水を池に供給しつつ、ヤマメの様子を見ながら行います。時間との勝負です。

取水管の水を抜いて、ようやく作業開始。

狭く狭い真っ暗な導水管に四つん這いで入れるところまで進み、ヘッドランプで埋没状況を確認したところ、導水管の径の3分の2程が埋まっていました。これじゃあ池の水位が保てません。

土砂がびっしりと入り込んでいるためそれを崩すだけでも一苦労。

ロープにカゴをつけて中まで持って行き、腹ばいで腕の力だけで土砂をカゴにかき集めたら腕立てで身体を上げ合図を出し、外に待機しているメンバーにロープを引いてもらってカゴを体の下を通して排出します。非常に過酷です。

身体が悲鳴をあげるので3人で交代しながらですが、作業は思うように進んでいません。当初3日間の予定ですがどうなることやら。