山の中で何を作っているのでしょうか?

緑豊かな山の中で、手づくり感が満載の建屋で、薪を燃やしてグツグツと🍀

何を作っているかわかりますか?

何と自然塩!
しかも、こだわりがハンパない。

勝手に、「若き仙人がこだわりの塩造り」と、面白いストーリーが出来そうと見物させていただきました。

塩造りの経験5年目で、この場所ではまだ1年目。
自然豊かな串間の「恋が浦」の海水が、ミネラル豊富ということで、往復2時間かけて軽トラで海水を汲みに行くこだわり。

これだけでも大変💦

長田地区という山の中の、緑豊かな場所で、地盤基礎から手作り感満載の建屋。
燃やす薪は、知り合いの大工さんから廃材をタダで調達。
燃やす窯はブロックで簡素な作り、もちろん煙突も見てわかる手づくり😄

それでも、塩にかけるこだわりがすごいんです。

わたしは単純なので、グツグツ煮立たせて水分蒸発させたら塩ができると思ってました。
みなさんもそう思っていませんか?

それでは美味しい塩はできないらしい。
海水のミネラルはCa、Na、Mg、Kなどがあり最初にカルシウムが結晶になるので、それを丁寧に取り除くことが大事な味の決め手になるとのこと。
そうしないと、えぐみのある塩になってしまい美味しい塩と言えないという。
それから結晶の大きさ。これは結晶が出来始めての火加減で調整するらしく、塩の味わいから大きな結晶で作るようにしているというこだわり。

実際に味見させていただきましたが、実にまろやか。今までいろんな塩を味見してきましたが、これで刺身塩レモンで食べたいと思いました。
今度行く時は、精製塩を持って行ってどれくらい違うか味比べをしてみたいと思います。

自然塩の奥深さを山深い地元で知ることになりました。
若き塩仙人に感謝。