京都府南丹市から三股町に議員視察

京都府南丹市から三股町に議員視察。
議長として歓迎させていただきました。
平成18年に4町が合併して人口が1割の減少となり、人口減少の歯止め策を模索しているとのこと。

三股町の子育て関係、教育関係の施策や移住定住施策などを知りたいとのことで来られました。

三股町は昭和45年から約50年ずっと微増が続いている稀な自治体です。特別な制度など特効薬的なものはないのですが総合的な施策が功を奏しています。保険税の抑制や、都市計画税がないなどの直接的な住民メリットもあります。
扶助費の歳出にかかる割合が31%と高いのも三股町の特長でもあります。日本の類似団体200団体ほどでトップであります。平たくいうと児童福祉、高齢者福祉、障がい者福祉などが充実していて人に優しく施策が積み上がっているということです。一概に比較はできませんが南丹市は12.5%でした。

また、20代30代の方々がいろんなことにチャレンジしていて、それを応援する方も多いことや、イベントをSNSなどで発信されているので町のイメージの元気の良さが発信されています。

ちなみに先週のハーフマラソン大会の参加は1700名。登録ボランティアだけで550名。それ以外でも当日ボランティアがおよそ300名。沿道全てに応援がある感じで、イベントをみんなで盛り上げようとする地域性もあります。

子育てに優しい、元気なまちとしての施策の積み重ねや、住民ニーズにそくした行政運営が、今の三股町を作っているのだと思います。