発眼卵

現在、夜中1時半、今日も生命の時間に追われて夜な夜な作業しています。

気温5度ですが体感温度的にはもっと低く感じています。ネックウォーマーが欠かせないシーズンになってきました。笑
 

今年は、記録的なほどヤマメの成熟が遅れているので、悪い影響が出ないかと心配していましたが、そんなことはなく、笑顔で社員に伝えるくらい素晴らしい発眼率のデータ、日本最高レベルと言っても過言ではないデータが出ました。
これも2年間かけて尺ヤマメを育てあげた、日々の管理技術と、40年をかけて蓄積してきた人工授精技術の成果です。

今週は広島、島根、栃木の養魚場に受精卵の出荷。しゃくなげの森は、日本で最南端のヤマメ養殖場のため、採卵シーズンがもっとも遅く、採卵などで失敗した養魚場からの注文もあるため最後の砦となっています。
そのため、心から感謝されることも多く、時間に追われて大変な作業が続きますが、この責任ある仕事にやりがいを感じています。